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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著/ル・グウィン 訳/清水真砂子

ゲドは,自分にふしぎな力がそなわっているのを感じ,真の魔法を学ぼうと,魔法使いの学校に入る.進歩は早かった.得意になった彼は,禁じられた呪文を唱え,死の国の影を呼びだしてしまう. 
 


意思ではなくてさだめ?

ハイ・ファンタジーはその世界観に入り込められる想像力が必要不可欠だなと、つくづく思わせられた…。前半は大変だけど、後半になるにつれておもしろくなってきた。
物語中、深い問いかけのような言葉が多数出てくる。理解するのに手間取ってすんなりとは読めない。エンターテイメント性より心理とか哲学に比重を置いているかんじです。終始哲学めいていた。

魔法使いの修行中、おごりと妬みから死の影を呼び出した、高慢で血気にはやったゲド。
そのために大賢人の命を犠牲にしてしまった。それ以降その影につきまとわれ、脅かされるゲド。師匠オジオンの助言で影から逃げるのをやめ、逆に追うことにする。ついに世界の果てで影と向き合うゲド。
ゲドとオジオンの師弟愛にはちょっと萌えあり。なんかもう、すぐ腐のセンサーが働いてしまって申し訳ない…。
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