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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/吉川英治

動乱の中世に終止符を打ち、新世紀を開いた豊臣秀吉の生涯を描く、規模雄大な出世物語が本書である。民衆の上にあるのではなく、民衆の中に伍してゆく英雄として、秀吉は古来、誰からも愛されてきた。―奔放な少年時代を過した日吉が、世間を見る眼も肥え、生涯の主君として選んだのが、うつけで知られる織田信長であった。随身を機に名も木下藤吉郎と改め、着実に出世街道を歩んでいく。


人形劇チックなかわいらしさ

全11巻なんですね…先は長いよ!三国志より長いよ…楽しみだけど。
日吉時代からのスタート。日吉えらく元気な子ですわ。ひと言で言うと悪ガキ。不良というよりも元気があり余ってるかんじ。義父はそれほど悪人っぽく描かれてないな。

一人称が「おら」のせいか素朴な子っぽい日吉。しゃべり方も「おじさんはどういう人だい?」なかんじで親しみがある。ぶっちゃけかわいい…。
司馬版は少年時代から「俺」だったし、腹に黒いものを持ってるかんじがあったけど吉川版は天使が舞い降りたような純真さ(誇大表現)

小六さんとの出会いを経て、光秀がちらっと出てきたけど、今後日吉とどうからむのか期待せずにはいられない!
信長のやんちゃな若君っぷりも素敵です!少年時代だからなのか、まだあまり冷血な描写がない信サマ。平手の切腹に涙するところなんてピュアじゃないスか!

信長も勝家もなんかカワイくてよいです。吉川先生の書き方なのかな?ちゃんと人間味があるというか、セリフの言い回しが独特というか。人形劇とか紙芝居を見てるような愛らしさ。

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