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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/司馬遼太郎 出版年/1974年

東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内における古今最大の戦闘となったこの天下分け目の決戦の起因から終結までを克明に描きながら、己れとその一族の生き方を求めて苦闘した著名な戦国諸雄の人間像を浮彫りにする壮大な歴史絵巻。秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を簒奪するために家康はいかなる謀略をめぐらし、豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか。


そんなに横柄だったのか三成…

上・中・下と読みました。いろんな武将の目線から語られるところがおもしろい。とりわけガラシャ・三法師・真田家のあたり。興味深かったです。

やたら三成の横柄さを強調してるところがちとしつこい…。そこが戦に敗れたポイントらしい。
左近がもっと徹底したリアリストであれば西軍を勝利に導けた気もするが、なぜか三成に甘かった。もう憐れんでるだけというか。
しかし家康は憎すぎ。ウゼー!このデブ。本多正信(と書いてクソジジイと読んでいいほど)と悪のツートップでした。司馬さん、ほんと家康嫌いなんだな…
三成の秀吉への想いだけが救いでした(私にとっては)。利ではなく理でもなくただひたすらに義。そんな佐吉にありがとう。
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