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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/加藤廣 出版年/2006年

「本能寺の変」の後、遠く離れた地から電光石火で京に戻り、謀反人・明智光秀の首を取る。この「中国大返し」に太閤伝説最大の謎が潜む。信長の跡目争いに羽柴秀吉を突き動かした、ある使命とは。そして本能寺に隠された秘密とは。史実の行間をスリリングに読み解く本格歴史ミステリー。


サルと信サマ不仲パターン

秀吉が主役の歴史小説。史実を忠実に、というよりは創作めいてますが。妖説太閤記や聚楽のように独自の視点と感性で書き上げたような。
秀吉って信長命な描かれ方が多いけど、この本の秀吉はそうとう信長を嫌ってます。見下してるというか。それだけでかなり新鮮です。
そして何より半兵衛を大事に思っていて、そこがまた萌…いや、よいですよ。あーバサラ2が楽しみだなぁ。話がそれてるよ…。

本能寺の変で抜け穴をふさぎ信長の退路を断った秀吉。ところが遺骸は見つからず、そのことによって今後の動向が決まる…というかんじか。
しかしさすがに信長を手にかけることとなった事実が後ろめたいのか、織田の血をひく茶々に自分の子を産ませ、天下をその子に継がせようと考えるサル。
こういうふうに歴史的事実っていろいろ妄想をかきたてられるんだよね、わかるよ(笑)
下巻も楽しみです。

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