忍者ブログ
読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
[24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [17]  [16]  [15]  [14
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

著者/酒井順子 出版年/2003年

このままいくと西暦三五〇〇年には日本の人口約一人。この社会の大問題に、多少の罪悪感はあるものの、「別にほしくないから」「痛いから」「生活を変えたくないから」「面倒くさいから」と言ってはまずいでしょうか。誰も口にしなかった本音で「出産・結婚・女の人生」と「少子化」の核心に迫る、傑作エッセイ。


まわりに子育て中の人が多いので、少子化という実感がない…

「負け犬の遠吠え」の著者による少子化をテーマにしたエッセイ。バカバカしくてサラッと読めます。
まあ当方も少子化に拍車をかけている身として、同じ立場であるゆえ笑って読めたんだけど、育児真っ最中の人とか出産経験ある人にはふざけてんじゃねーよって怒られそう。育児の苦労を知らないからってのん気なこと言ってんじゃねー、とか。

でもね、ホント思いましたよ…出産は女の人生とか考え方をガラリと変えてしまう行ないだということを。
出産した人で時々信者みたいな人いるもん。子育て素晴らしい教の。「赤ちゃんはいいよー」とか「早く結婚して子供産みなよー」とか…正直、リアクションが面倒というか、とにかく「そうだね」としか言えない。

しかし文中に男も妊娠・出産できるようになればいいって書いてあったけど、それはまずいだろう。そうなったら女は家畜扱いに成り下がるだろうよ。もう男だけで世界が成り立ってしまう。
女のみが持つ特性というか、女にしかできないことがなくなってしまえば、もう女に存在意義なしって見なされるのでは…。男同士の夫婦(夫夫?)にペットとして飼われる扱いなんかになっても知りませんよ。

PR
忍者ブログ / [PR]

photo by 7s
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30