読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/江国香織 出版年/2004年
だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。“そもそも範疇外、ありえない”男たちをめぐる、江国香織の最新恋愛小説。
だって間宮兄弟を見てごらんよ。いまだに一緒に遊んでるじゃん。“そもそも範疇外、ありえない”男たちをめぐる、江国香織の最新恋愛小説。
実際にどこかでありそうな日常話
思ったほどつまらなくはなかったけど、別段おもしろいとも思わなかった。
さえないイイ年齢した兄弟の日常が淡々と語られるだけで。ええ…この兄弟みたいなヤツらを知ってるよ。私が男だったらウチもこんなかんじだと思います。痛い…!
兄弟は結局誰ともくっつかず、二人で変わらず暮らしていく、みたいな終わり方。
取り巻く人たちは自分らの状況がさえなくても、アイツら(間宮兄弟)がいるから大丈夫!なかんじ。
どんなにヘコむことがあったってアイツらより私の人生マシ!と思いたいらしい。
恋愛至上主義の人から見たら、ありえない人生なのかもしれません。こういう生き方が。
でもこの兄弟の生き方は悪くない。兄弟は他人の人生を妬んだり羨んだりしてないし、くらべること自体していない。根本的に他人への関心があまりないようにも思われますが…。
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