読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/長尾誠夫 出版年/2001年
長槍の名手、前田利家は一本気さから信長に重用されていたが、家臣団の中では、秀吉と不思議にウマが合った。忠節を重んじる利家は同じ家臣団の秀吉と柴田勝家の内紛・賤ヶ岳の戦いでも最後まで取り持ちに奔走する。秀吉他界後、独断専行を強める家康に対し利家は、密かに抹殺を企図するが…。剛毅な武将を追った書き下ろし歴史小説。
長槍の名手、前田利家は一本気さから信長に重用されていたが、家臣団の中では、秀吉と不思議にウマが合った。忠節を重んじる利家は同じ家臣団の秀吉と柴田勝家の内紛・賤ヶ岳の戦いでも最後まで取り持ちに奔走する。秀吉他界後、独断専行を強める家康に対し利家は、密かに抹殺を企図するが…。剛毅な武将を追った書き下ろし歴史小説。
秀吉に翻弄される利家
勝家がかっこいいです。プライド高くて頭カタイってイメージの人だったけど、いい見方するとほんとはとっつきやすい人かもしれません。三国無双の淵たまのような。敵には容赦なし、でも味方にとても優しいタイプ。
そしてまつ!すんげー男勝り。ステキだ…まつ。セリフだけ読むととてもおなごがしゃべってると思えない。大河ドラマのようなキャラではないよ。清楚なしっかり者というよりは、見かけは子供、中身はカカアでした。利家と殴り合いのケンカしてそうな。ちゅうか犬、おなごに手ェあげるなよ…。
藤八郎も兄者兄者って利家になついてるのがかわいいです。
利家、最後まで秀吉を警戒してるかんじです…紹介文に「ウマが合った」と書いてあるわりにはあまりそうでもない。でもとりあえず律儀な利家。勝家に対しても途中で疑念を抱いたりで、もう前田家とまつさえ守れれば!なかんじでした。
秀吉はかなり黒いサルでした。猿×犬気味でしかもサル鬼畜。そして不気味。いろいろ謎のまま終わっちゃった気がする。想像力でカバーしろってことかい?
結果的には勝家×利家のような利家×勝家とも言えるような。利家→勝家でもいいし。ったく、すぐこういう方向へ妄想するのをなんとかしろ…
二人の時は「親父どの」「利家」と呼び合ったらしい。わざわざ「二人の時は」って書いてあることがダメなんです!腐の目で見てしまうじゃないですか!
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