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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/森見登美彦 出版年/2009年

京都の大学から、遠方の実験所に送られた男子大学院生が、友人知人に手紙を書きまくる。でも本当に気持ちを伝えたい人には、思うような手紙が書けなくて——。

遠方の実験所に送られた男子大学院生が、友人知人に手紙を書きまくる。森見節満載の、ヘタレでキュートな恋の書簡体小説。
 


出すあてもないけど手紙書きたくなってきた

全文が手紙形式で綴られている小説。
能登半島にある研究所でクラゲの研究をしている院生が、京都に住む友人、妹、知り合いの作家(作者)、教え子に向けて文通武者修行として手紙を書く。
いずれ恋文代筆業ができるようにと腕を磨く。最終的には自分の想い人へ手紙を出す。

この作者の他の作品を読んだことはないが、なんつーか、独自の世界観を持っていることが垣間見える。
現代なのに大正ロマン風というか。プロフィール見たら79年生まれだってこの人。タメ?1コ下?
私らの年代にもいるんだな、古風な人。あえての古風気取りか。
文学少女が好きそうな雰囲気。実際そういうファン多そう。

まあまあ面白かったです。ユーモア上手。文章にイヤミなかんじがしない。すらすら読めるところがよかった。
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