忍者ブログ
読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
[66]  [65]  [63]  [62]  [60]  [59]  [54]  [61]  [58]  [57]  [56
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

著者/海音寺潮五郎

「奇妙な面をしとるわ。猿に似とるわ。チビ猿じゃな」信長は小者志願の色の黒い、かじかんだように小さな若者を見て大笑いした。武士の作法に通じた若者は悪びれず、側用人に答えた。「今川の被官松下嘉兵衛尉が家で士奉公しとりました。父はご先代信秀さまが鉄砲足軽しとりました木下弥右衛門と申します」「名は!」「木下藤吉郎秀吉でございます」「なんじゃとォ!」信長はきびしい目で若者を凝視した。若者はこの時23歳。新しく月代し、柿色の地に輪つなぎ模様を白く抜いた袷に薄縹色の袴をはき、大小を帯びていた。これが、当時どじょう売りの与助と呼ばれた秀吉と信長の出会いであった。



本当に晩年が残念すぎる人だよな・・・

太閤記っておもしろいのは序盤ですな。晩年のやるせなさといったら・・・。
中盤~後半はあまり物語としてはおもしろくないんだよね。歴史的事実を淡々とのべている感じ。
もっとまわりの人間とのからみを見せてほしいわけですよ。

やっぱりねねとの婚姻エピソードが一番萌えます。絶対犬千代がからんでくれるからね!
しかし秀吉の年取るにつれてのモーロクジジイっぷり。すごく・・・残念です。
PR
忍者ブログ / [PR]

photo by 7s
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30