読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/嶽本野ばら 出版年/2009年
ロリータでトイザらスな女の子と昭和のガキ大将のような男の子が初めての恋をする!無力だけれども一生懸命。十四歳のリトルロマンス。
こんな名古屋弁使うのはもはや現市長くらいしかいない
名古屋と東京で遠距離恋愛をする中学生カップルのお話。
校内でも変わり者の二人なので、誰も協力してくれないし、むしろからかう対象になっている。
それにしてもなんつーか、垢抜けない地方都市として選ばれた舞台なんだな、名古屋。そのとおりなんですが。
地元人なので出てくるスポットもわかるんですが、ポトスとやらは知りませんでした。
あとニューサカエ3番街ってそこまでメジャーか?たしかに中学生のころちょくちょく行ったけどさ。
ちなみに主人公(ロリータ少女)の回想の語り口なので、何年か前の話のようですが。90年代終わり頃っぽい。
二人が付き合うことになって、一番の難関が金銭面だという、中学生ならではの事情。
限られたお小遣いでやりくりするため、ほしい服も我慢して手作りしたり、デートも極力出費をひかえ、少しでも節約する。
そのうえ遠距離恋愛を余儀なくされることになり、会うための交通費を工面することにひたすら奔走する。
仕方ないんだけど、そればっかりで面白みに欠ける。電車の乗り継ぎの説明にも正直だれますわ。
…なんですが、最後の最後で不覚にも涙した。
電車賃はしっかり大人料金とられるのに、所詮自分たちは中学生で、できないことが多すぎる。
どんなに必死になっても、結局は報われない。
そう、この中途半端な年代が嫌だったなぁ。こんなところで思い出させられるとは思わなかった。
自分の責任で行動できる年齢に、少しでもはやく達したかった。
やがて二人はそれぞれの場所で別々に生きていくことになる。
そして、お互い他の異性を好きになって、自然と交際を終わらせることに。
今となってはいい思い出、というかんじで幕。
長さもちょうどよかったし、内容もそこそこ楽しめました。ただ、舞台が他の地方だったら手に取らなかったかもしれない。
名古屋と東京で遠距離恋愛をする中学生カップルのお話。
校内でも変わり者の二人なので、誰も協力してくれないし、むしろからかう対象になっている。
それにしてもなんつーか、垢抜けない地方都市として選ばれた舞台なんだな、名古屋。そのとおりなんですが。
地元人なので出てくるスポットもわかるんですが、ポトスとやらは知りませんでした。
あとニューサカエ3番街ってそこまでメジャーか?たしかに中学生のころちょくちょく行ったけどさ。
ちなみに主人公(ロリータ少女)の回想の語り口なので、何年か前の話のようですが。90年代終わり頃っぽい。
二人が付き合うことになって、一番の難関が金銭面だという、中学生ならではの事情。
限られたお小遣いでやりくりするため、ほしい服も我慢して手作りしたり、デートも極力出費をひかえ、少しでも節約する。
そのうえ遠距離恋愛を余儀なくされることになり、会うための交通費を工面することにひたすら奔走する。
仕方ないんだけど、そればっかりで面白みに欠ける。電車の乗り継ぎの説明にも正直だれますわ。
…なんですが、最後の最後で不覚にも涙した。
電車賃はしっかり大人料金とられるのに、所詮自分たちは中学生で、できないことが多すぎる。
どんなに必死になっても、結局は報われない。
そう、この中途半端な年代が嫌だったなぁ。こんなところで思い出させられるとは思わなかった。
自分の責任で行動できる年齢に、少しでもはやく達したかった。
やがて二人はそれぞれの場所で別々に生きていくことになる。
そして、お互い他の異性を好きになって、自然と交際を終わらせることに。
今となってはいい思い出、というかんじで幕。
長さもちょうどよかったし、内容もそこそこ楽しめました。ただ、舞台が他の地方だったら手に取らなかったかもしれない。
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