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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/穂村弘 出版年/2010年

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉たちについての考察。


心惹かれた言葉

筆者が身の回りで会話中や偶然に聞き取った言葉で、ツボに入ったものを書き留めた雑記。
共感できるものもあれば、そうでないものもあり。
ただ、すごく印象に残ったフレーズが一つだけある。これは筆者オリジナルの言い回しみたいです。
オタクのことを言い表した、最高のフレーズ。

“異性の力を借りることなく自分ひとりで完全に充ち足りた世界を作り出すことができる、或る意味で進化した人類”

これはすごい…よね?自分がとてつもない存在に思えてきませんかw
ああ私、選ばれし至高の民だったのね、みたいな(何それ)
文中では決してオタクを称えてるわけではないんですが(むしろ蔑視気味w)、すべてのオタクが世間に負い目を感じることなく我が道を突き進める、祝福の言葉に聞こえました。俺たちに幸あれ!

他にもいろいろ載ってますが、そこまで喰いつくようなのはなかったかな…。
よく考えたらおもしろいかもしれないけど、普通に聞き流しそうな言葉とか。べつに何とも思わないっちゅーかね。
個人的には、オタクについてのあの一文に勝るインパクトは感じませんでした。
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