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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/大森兄弟 出版年/2009年

中学生の僕と犬が、茂みの奥で見つけた得体の知れない“肉”の正体とは?―兄+弟による驚愕の完全共作!第46回文藝賞受賞作。


作者の実体験だろこれ

私小説っぽいんだよな…中学の時イケてない兄弟ですね、わかります。
主人公の中学生は淡々とした語り口調で冷めている子です。かわいげもないし生理的にイヤなタイプだな。さっつんが嫌いそうな気持ち悪い中学生。サダ(同級生)もすごく嫌。
思春期って何も考えないようなお気楽な子と、歪みまくるネガなやつに分かれるよな。

どんなに不本意な日常を受け入れることしかできなくても、サダの頬の傷から生命力を感じとり、わずかばかりの希望的なものを見い出す“僕”。
どうせならお気楽タイプとして生きていくほうが得だと思う。
なんつーか、何も共感できるところがない話だった。ただのキモイ中学生。
しかし考えることが狡猾すぎ。中一でそこまで計算して動けるか?ひたすら受け身な子なのに。
登場人物すべてがイヤなかんじだった。人として。

例の「俺うまいこと言ったw」的な比喩表現も多用。結局犬が掘る“肉”も何だったのかわかんねーし。
まぁ長さが適度な点が一番評価できる。そこだけだな。
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