忍者ブログ
読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

著者/歌野晶午 出版年/2003年

ひょんなことから霊感商法事件に巻き込まれた“何でもやってやろう屋”探偵・成瀬将虎。恋愛あり、活劇ありの物語の行方は?そして炸裂する本格魂。
 

PR
著者/大森兄弟 出版年/2009年

中学生の僕と犬が、茂みの奥で見つけた得体の知れない“肉”の正体とは?―兄+弟による驚愕の完全共作!第46回文藝賞受賞作。

著者/京極夏彦 出版年/2010年

死んだ女のことを教えてくれないか―。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。人は何のために生きるのか。この世に不思議なことなど何もない。ただ一つあるとすれば、それは―。

著者/穂村弘 出版年/2010年

町には、偶然生まれては消えてゆく無数の詩が溢れている。不合理でナンセンスで真剣で可笑しい、天使的な言葉たちについての考察。

著者/海音寺潮五郎

「奇妙な面をしとるわ。猿に似とるわ。チビ猿じゃな」信長は小者志願の色の黒い、かじかんだように小さな若者を見て大笑いした。武士の作法に通じた若者は悪びれず、側用人に答えた。「今川の被官松下嘉兵衛尉が家で士奉公しとりました。父はご先代信秀さまが鉄砲足軽しとりました木下弥右衛門と申します」「名は!」「木下藤吉郎秀吉でございます」「なんじゃとォ!」信長はきびしい目で若者を凝視した。若者はこの時23歳。新しく月代し、柿色の地に輪つなぎ模様を白く抜いた袷に薄縹色の袴をはき、大小を帯びていた。これが、当時どじょう売りの与助と呼ばれた秀吉と信長の出会いであった。

忍者ブログ / [PR]

photo by 7s
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30