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読んだ本の感想メモ。思ったことを正直に。(あらすじはアマゾンなどから引用)
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著者/宮木あや子 出版年/2010年

細川ガラシャの波瀾に満ちた生涯を主軸に、決して叶わぬ想いに悶える男女七人七様の恋を描く、戦国純愛絵巻。
 

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著者/谷口純 出版年/2000年

リーダーの魅力とは何か、リーダーを求めるとき男は何を量るのか。—戦国に時代を借りた、夢と葛藤の人間描写。書き下ろし作品。同時収録「きずな—信長と秀吉—」。
 

著者/秋山香乃 出版年/2010年

男同士の愛憎の嵐に散った、幕末の志士二人武市半平太は、土佐藩では坂本龍馬を凌ぐほどだったが、薩長の政変に巻き込まれて落命。その陰には腹心の岡田以蔵がいた。幕末の悲劇のヒーローを描く長編小説
 

著者/海音寺潮五郎

「奇妙な面をしとるわ。猿に似とるわ。チビ猿じゃな」信長は小者志願の色の黒い、かじかんだように小さな若者を見て大笑いした。武士の作法に通じた若者は悪びれず、側用人に答えた。「今川の被官松下嘉兵衛尉が家で士奉公しとりました。父はご先代信秀さまが鉄砲足軽しとりました木下弥右衛門と申します」「名は!」「木下藤吉郎秀吉でございます」「なんじゃとォ!」信長はきびしい目で若者を凝視した。若者はこの時23歳。新しく月代し、柿色の地に輪つなぎ模様を白く抜いた袷に薄縹色の袴をはき、大小を帯びていた。これが、当時どじょう売りの与助と呼ばれた秀吉と信長の出会いであった。

著者/山本兼一 出版年/2008年

飛び抜けた美的センスを持ち、刀の抜き身のごとき鋭さを感じさせる若者が恋に落ちた。堺の魚屋の息子・千与四郎——。後に茶の湯を大成した男・千利休である。女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、気に入られ、天下一の茶頭に昇り詰めていく。利休は一茶人にとどまらず、秀吉の参謀としてその力を如何なく発揮。秀吉の天下取りを強力に後押しした。しかし、その鋭さゆえに、やがて対立。秀吉に嫌われ、切腹を命ぜられる。本書は、利休好みの水指を見て、そのふくよかさに驚き、侘び茶人という一般的解釈に疑問を感じた著者が、利休の研ぎ澄まされた感性、色艶のある世界を生み出した背景に何があったのかに迫った長編歴史小説である。

己れの美学だけで天下人秀吉と対峙した男、千利休。茶聖ではなく、人間利休に心魅かれる著者が、その謎に包まれた生涯を解き明かす。

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